ACTIVE W試験:抗血小板薬2剤は、抗凝固薬の代わりになるか
Connolly S, et al. Clopidogrel plus aspirin versus oral anticoagulation for atrial fibrillation in the Atrial fibrillation Clopidogrel Trial with Irbesartan for prevention of Vascular Events (ACTIVE W): a randomised controlled trial. Lancet. 2006;367(9526):1903-12.(DOI: 10.1016/S0140-6736(06)68845-4 / PMID: 16765759 / NCT00243178)
心房細動6706例で、クロピドグレル+アスピリンは経口抗凝固薬に対して非劣性ではなく、明確に劣った(年5.60% vs 3.93%、RR 1.44、p=0.0003)。抗凝固薬の優越性が明らかで早期中止。「抗凝固が難しいなら抗血小板薬2剤で」という発想を、最初に正面から否定した試験。
背景・CQ
経口抗凝固薬療法は心房細動患者の血管イベントのリスクを減らす。
しかし長期のモニタリングが必要であり、多くの患者が最適な抗凝固に到達できない。
そこで「クロピドグレル+アスピリンは経口抗凝固薬に対して非劣性ではないか」が検証された。
心房細動で、クロピドグレル+アスピリンは経口抗凝固薬に対して血管イベントの予防で非劣性か?
研究デザインの読み方(PICO)
心房細動があり、脳卒中の危険因子を1つ以上もつ患者
クロピドグレル 75mg/日 + アスピリン(75〜100mg/日を推奨) 3335例
経口抗凝固薬療法(目標INR 2.0〜3.0) 3371例
脳卒中・中枢神経系以外の全身塞栓・心筋梗塞・血管死 の初発
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。