ADVENT試験:パルスフィールドアブレーションは、従来の熱的アブレーションに代われるか
Reddy VY, et al. Pulsed Field or Conventional Thermal Ablation for Paroxysmal Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2023;389(18):1660-1671.(DOI: 10.1056/NEJMoa2307291 / PMID: 37634148 / NCT04612244)
薬剤抵抗性の発作性心房細動607例で、パルスフィールドアブレーションが従来の熱的アブレーション(高周波またはクライオ)に対し、有効性・安全性ともに非劣性だった。1年の有効性は73.3% vs 71.3%、主要安全性イベントは2.1% vs 1.5%。心筋以外の組織への障害を抑えうる新しい原理を、初めて無作為化比較で確かめた試験。
背景・CQ
カテーテルによる肺静脈隔離は、発作性心房細動の有効な治療である。
パルスフィールドアブレーションは、マイクロ秒単位の高電圧電場を与える方法で、心筋以外の組織への障害を抑えられる可能性がある。
しかし従来の熱的アブレーションと比べた有効性と安全性は分かっていなかった。
薬剤抵抗性の発作性心房細動で、パルスフィールドアブレーションは従来の熱的アブレーションに対して非劣性か?
研究デザインの読み方(PICO)
薬剤抵抗性の発作性心房細動の患者 計607例
パルスフィールドアブレーション 305例
従来の高周波またはクライオバルーンによる熱的アブレーション 302例
複合の回避=手技の初期不成功、3か月のブランキング期間後に記録された心房性頻脈性不整脈、抗不整脈薬の使用、電気的除細動、再アブレーション
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。