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会員限定循環器前向きコホート(デバイス検出)+RCT(心房オーバードライブペーシング)N Engl J Med 2012読了 約6分

ASSERT試験:ペースメーカが拾う「無症候の心房頻拍」は、脳卒中と関係するのか

Healey JS, et al. Subclinical atrial fibrillation and the risk of stroke. N Engl J Med. 2012;366(2):120-9.(DOI: 10.1056/NEJMoa1105575 / PMID: 22236222 / NCT00256152)

心房細動の既往がない高血圧のペースメーカ/除細動器植込み患者2580例のうち、3か月で10.1%に無症候性の心房頻脈性不整脈が検出された。それは臨床的心房細動(HR 5.56)と虚血性脳卒中・全身塞栓(HR 2.49)の両方と関連していた。ただし人口寄与危険度は13%。デバイスが拾う不整脈という新しい問いを開いた試験。

Background

背景・CQ

脳卒中の4分の1は原因不明であり、無症候性心房細動が共通の原因因子である可能性がある。

ペースメーカは、心電図で記録される心房細動と相関する無症候性の高心房レートのエピソードを検出できる。

そこで、植込みデバイスが検出した無症候性の高心房レートのエピソードが、他に心房細動の証拠がない患者において虚血性脳卒中のリスク上昇と関連するかを評価した。

クリニカルクエスチョン

心房細動の既往がない患者で、植込みデバイスが検出した無症候性の心房頻脈性不整脈は、虚血性脳卒中・全身塞栓のリスク上昇と関連するか?

Design (PICO)

研究デザインの読み方(PICO)

項目内容
P(対象)65歳以上、高血圧があり、心房細動の既往がない、ペースメーカまたは除細動器を最近植え込まれた患者 2580例
観察最初の3か月で無症候性心房頻脈性不整脈(心房レート190/分超が6分間を超えるエピソード)を検出
O(主要評価項目)虚血性脳卒中 または 全身塞栓
追跡平均 2.5年
併存する無作為化ペースメーカ植込み患者は、持続的心房オーバードライブペーシングを受ける群と受けない群に無作為化

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Column

心房細動の30年 ― 31試験で読む、問いが三度置き換わるまで

「洞調律に戻すべきか」。心房細動の中心にあったこの問いは、2002年に否定された。すると問いは「何で止めるか」から「何で固めるか」へ移り、DOACの4試験がワルファリンを置き換える。次に問いは「足すか」から「どこまで引け…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。