AVANT GUARD試験:持続性心房細動の最初の治療を、いきなりパルスフィールドにしてよいか
Wazni OM, et al. Pulsed Field Ablation as Initial Therapy for Persistent Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2026;394(24):2407-2418.(DOI: 10.1056/NEJMoa2600929 / PMID: 42041224 / NCT06096337)
未治療の持続性心房細動を、ペンタスプライン型カテーテルによるパルスフィールドアブレーションと抗不整脈薬に2対1で割付。全例に植込み型心電図モニタを装着した。12か月の治療成功は56%(95%CI 48–63)対30%(21–40)、複合治療失敗のHR 0.46(0.33–0.65)、P<0.001。持続性心房細動でも「まず薬から」を飛ばしてよいことを示した、初の無作為化試験。
背景・CQ
ガイドラインは、持続性心房細動に対してカテーテルアブレーションの前に抗不整脈薬を試すことを推奨している。
パルスフィールドアブレーション(PFA)が最初の治療として望ましいかどうかは分かっていなかった。
未治療の持続性心房細動において、パルスフィールドアブレーションを第一選択にすると、抗不整脈薬より成績が良いか?
研究デザインの読み方(PICO)
これまで治療を受けていない持続性心房細動の患者
ペンタスプライン型カテーテルによるパルスフィールドアブレーション 207例
抗不整脈薬治療 103例
12か月までの短期成功と長期成功。短期成功はPFA群では手技成功、抗不整脈薬群ではブランキング期間(治療開始後90日)にアブレーションを行わなかったこと。長期成功は90日から12か月までの心房性不整脈の再発・再アブレーション・抗不整脈薬の必要がないこと(PFA群)、およびいずれの時点でもアミオダロンを使わなかったこと
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。