CIRCA-DOSE試験:クライオバルーンと高周波、どちらが優れているのか
Andrade JG, et al. Cryoballoon or Radiofrequency Ablation for Atrial Fibrillation Assessed by Continuous Monitoring: A Randomized Clinical Trial. Circulation. 2019;140(22):1779-1788.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.119.042622 / PMID: 31630538 / NCT01913522)
薬剤抵抗性の発作性心房細動346例を、接触力ガイド高周波・4分クライオ・2分クライオの3群に割り付け、全例に植込み型ループレコーダを装着。1年の不整脈回避率は53.9%・52.2%・51.7%で差なし(P=0.87)。一方でAF burdenは3群とも98%以上減っていた。「再発の有無」と「AFの量」で見え方がまったく変わることを示した試験。
背景・CQ
より効果的な肺静脈隔離を達成し、心房細動アブレーション後の不整脈再発を減らすために、新世代のアブレーション技術が開発されてきた。
薬剤抵抗性の発作性心房細動で、接触力ガイド高周波アブレーションとクライオバルーンアブレーション(2つの通電時間)に、有効性の差はあるか?
研究デザインの読み方(PICO)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| P(対象) | 薬剤抵抗性の発作性心房細動 346例 |
| I/C(3群) | 接触力ガイド高周波(CF-RF)115例/4分クライオバルーン(Cryo-4)115例/2分クライオバルーン(Cryo-2)116例 |
| O(主要評価項目) | アブレーション後 91〜365日における、症候性または無症候性の心房性頻脈性不整脈(心房細動・心房粗動・心房頻拍)の初回記録までの時間、またはいずれかの時点での再アブレーション |
| 副次 | 症候性不整脈の回避、AF burden(心房細動であった時間の割合) |
| 特記 | 全例に植込み型ループレコーダを装着。追跡12か月。多施設・無作為化・単盲検 |
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。