EARLY-AF試験:発作性心房細動の最初の治療を、いきなりアブレーションにしてよいか
Andrade JG, et al. Cryoablation or Drug Therapy for Initial Treatment of Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2020;384(4):305-315.(DOI: 10.1056/NEJMoa2029980 / PMID: 33197159 / NCT02825979)
薬物治療歴のない症候性発作性心房細動303例に、全例へ植込み型心電図モニタを入れて追跡。1年の心房性頻脈性不整脈の再発は、クライオバルーンアブレーション42.9%に対し抗不整脈薬67.8%(HR 0.48)。心房細動の時間割合は中央値0%対0.13%。「まず薬から」というガイドラインの順序に、正面から問いを立てた試験。
背景・CQ
ガイドラインは、心房細動でカテーテルアブレーションを検討する前に、1剤以上の抗不整脈薬を試すことを推奨してきた。
しかし洞調律の維持という点では、第一選択としてのアブレーションのほうが有効である可能性があった。
未治療の症候性発作性心房細動で、第一選択のクライオバルーンアブレーションは抗不整脈薬より再発を減らすか?
研究デザインの読み方(PICO)
症候性・発作性・未治療の心房細動 303例
クライオサーミーバルーンによるカテーテルアブレーション(初回リズムコントロールとして)
抗不整脈薬療法(初回リズムコントロールとして)
アブレーションまたは抗不整脈薬開始後 91〜365日の間の、あらゆる心房性頻脈性不整脈(心房細動・心房粗動・心房頻拍)の初回記録
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。