ENTRUST-AF PCI試験:エドキサバン+P2Y12阻害薬の二剤は、出血で非劣性か
Vranckx P, et al. Edoxaban-based versus vitamin K antagonist-based antithrombotic regimen after successful coronary stenting in patients with atrial fibrillation (ENTRUST-AF PCI): a randomised, open-label, phase 3b trial. Lancet. 2019;394(10206):1335-1343.(DOI: 10.1016/S0140-6736(19)31872-0 / PMID: 31492505 / NCT02866175)
PCI成功後の心房細動1506例で、エドキサバン60mg+P2Y12阻害薬の二剤が、ビタミンK拮抗薬+P2Y12阻害薬+アスピリンの三剤に対し出血で非劣性だった(17% vs 20%、HR 0.83、非劣性p=0.0010)。ただし優越性はp=0.1154で示されず。虚血イベントにも有意差はなかった。二剤併用シリーズの4本目。
背景・CQ
心房細動でPCIを受けた患者における、エドキサバンとP2Y12阻害薬の併用の安全性を評価する必要があった。
PCIに成功した心房細動患者で、エドキサバンを基盤とする二剤併用は、ビタミンK拮抗薬を基盤とする三剤併用に対し出血で非劣性か?
研究デザインの読み方(PICO)
18歳以上、経口抗凝固を要する心房細動で、安定冠動脈疾患または急性冠症候群に対するPCIに成功した患者
エドキサバン 60mg 1日1回 + P2Y12阻害薬を12か月(アスピリンなし)
ビタミンK拮抗薬 + P2Y12阻害薬 + アスピリン100mg 1日1回(1〜12か月)
12か月以内の大出血または臨床的に重要な非大出血(CRNM)の複合
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。