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会員限定循環器RCT・多施設・非盲検・非劣性N Engl J Med 2017読了 約7分

RE-DUAL PCI試験:ダビガトラン+P2Y12阻害薬の二剤で、アスピリンを抜けるか

Cannon CP, et al. Dual Antithrombotic Therapy with Dabigatran after PCI in Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2017;377(16):1513-1524.(DOI: 10.1056/NEJMoa1708454 / PMID: 28844193 / NCT02164864)

PCIを受けた心房細動2725例で、ダビガトラン+P2Y12阻害薬(アスピリンなし)の出血が、ワルファリン三剤併用より明確に少なかった(110mg群15.4% vs 26.9%、HR 0.52/150mg群20.2% vs 25.7%、HR 0.72)。血栓塞栓イベント等の複合は13.7% vs 13.4%で非劣性。アスピリンを抜くという方向を、用量別に示した試験。

Background

背景・CQ

PCIを受けた心房細動患者では、ワルファリンに抗血小板薬2剤を加えた三剤併用が標準治療である。

しかしこの治療は出血のリスクが高い。

クリニカルクエスチョン

PCIを受けた心房細動患者で、ダビガトラン+P2Y12阻害薬の二剤併用は、ワルファリン三剤併用より出血が少なく、かつ有効性で非劣性か?

Design (PICO)

研究デザインの読み方(PICO)

P
Population ・ 患者

PCIを受けた心房細動 2725例

I
Intervention ・ 介入

ダビガトラン 110mg または 150mg 1日2回 + P2Y12阻害薬(アスピリンなし)

vs
C
Comparison ・ 対照

ワルファリン + P2Y12阻害薬(クロピドグレルまたはチカグレロル)+ アスピリン(1〜3か月)

O
Outcome ・ 評価項目

追跡中の大出血または臨床的に重要な非大出血(平均追跡14か月)

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Column

心房細動の30年 ― 31試験で読む、問いが三度置き換わるまで

「洞調律に戻すべきか」。心房細動の中心にあったこの問いは、2002年に否定された。すると問いは「何で止めるか」から「何で固めるか」へ移り、DOACの4試験がワルファリンを置き換える。次に問いは「足すか」から「どこまで引け…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。