ROCKET AF試験:リバーロキサバンはワルファリンに代われるか
Patel MR, et al. Rivaroxaban versus warfarin in nonvalvular atrial fibrillation. N Engl J Med. 2011;365(10):883-91.(DOI: 10.1056/NEJMoa1009638 / PMID: 21830957 / NCT00403767)
非弁膜症性心房細動14,264例で、リバーロキサバン20mg/日がワルファリンに対し脳卒中・全身塞栓の予防で非劣性だった。大出血全体には差がない一方、頭蓋内出血(0.5% vs 0.7%)と致死的出血(0.2% vs 0.5%)は有意に少なかった。「出血の総量は変わらないが、危険な場所の出血が減る」というDOACの特徴を示した一本。
背景・CQ
ワルファリンは心房細動患者の虚血性脳卒中を減らすが、頻回のモニタリングと用量調整を必要とする。
経口の第Xa因子阻害薬であるリバーロキサバンは、ワルファリンより安定して予測しやすい抗凝固作用をもたらす可能性があった。
非弁膜症性心房細動で、リバーロキサバンはワルファリンに対して脳卒中・全身塞栓の予防で非劣性か?
研究デザインの読み方(PICO)
非弁膜症性心房細動で、脳卒中リスクが高い患者 14,264例
リバーロキサバン 20mg 1日1回
用量調整ワルファリン
脳卒中 または 全身塞栓
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。