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会員限定循環器RCT・多施設N Engl J Med 2020読了 約6分

STOP AF First試験:クライオバルーンを最初の治療にしたときの、成功率と安全性

Wazni OM, et al. Cryoballoon Ablation as Initial Therapy for Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2020;384(4):316-324.(DOI: 10.1056/NEJMoa2029554 / PMID: 33197158 / NCT03118518)

リズムコントロール未施行の発作性心房細動203例で、クライオバルーンによる肺静脈隔離を第一選択にすると、12か月の治療成功は74.6%(薬物療法45.0%、P<0.001)。主要安全性イベントは12か月で1.9%だった。EARLY-AFと同時期に、同じ問いを別の設計で確かめた試験。

Background

背景・CQ

薬物に反応しない症候性発作性心房細動では、カテーテルアブレーションが抗不整脈薬より洞調律の維持に有効であることが示されている。

しかしクライオバルーンアブレーションを第一選択(初回治療)として用いたときの安全性と有効性は確立していなかった。

クリニカルクエスチョン

リズムコントロール治療を受けたことのない発作性心房細動で、クライオバルーンによる肺静脈隔離を第一選択とするのは、抗不整脈薬より有効かつ安全か?

Design (PICO)

研究デザインの読み方(PICO)

P
Population ・ 患者

18〜80歳で、リズムコントロール療法を受けたことのない発作性心房細動の患者

I
Intervention ・ 介入

クライオバルーンによる肺静脈隔離

vs
C
Comparison ・ 対照

抗不整脈薬(I群またはIII群)

O
Outcome ・ 評価項目

治療成功=手技の初期不成功、または90日のブランキング期間後の心房性不整脈の再発がないこと(Kaplan-Meier解析)

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Column

心房細動の30年 ― 31試験で読む、問いが三度置き換わるまで

「洞調律に戻すべきか」。心房細動の中心にあったこの問いは、2002年に否定された。すると問いは「何で止めるか」から「何で固めるか」へ移り、DOACの4試験がワルファリンを置き換える。次に問いは「足すか」から「どこまで引け…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。